もくじ
お店や会社にとってSNSの活用はもはや当たり前
Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、LINE。
最近ではTikTokも若い世代だと仲間入りですかね。
これらインターネット上で情報発信をしてつながりを持つサービスのことをSNS(Social Networking Service)と呼びます。
お店や会社を経営している方は、それぞれの使い勝手やお客様の層に合わせていずれかのSNSを利用して情報発信し、お客様とコミュニケーションを取られているかと思います。
さすがに2023年現在で、いずれのSNSを使わずひたすらお客様を待つというのは、よほど人気のある商売か、インターネットに抵抗感のある人くらいではないでしょうか。
ホームページとSNSを連携していないのはもったいない!
お店や会社のSNS、ホームページを色々拝見していますと、SNSでは定期的に発信してらっしゃるのに、ホームページは旧態依然、10年以上前に作られたままのデザインで、お知らせも何年か止まっているという事例を目にすることがあります。
しかも、ホームページとSNSを連携しておらず、せっかくSNSで定期的に発信してらっしゃるのに、ホームページから各SNSにたどり着けないことも多いんです。
なんてもったいない!
定期的な発信は価値になる
ホームページにせよブログにせよ、SNSにせよ、定期的にインターネット上に発信すること一つ一つは蓄積されて価値になります。
ネガティブな内容はマイナスになるので気づけば消した方がいいですが、いい内容はどんどん貯めていって損はありません。
そしてそのそれぞれを発見してもらう、見てもらえるようにできるだけ誘導することも必要です。
待っていてもお客様は来てくれません!
ホームページはSNSとの中継地点
上の図のように、ホームページはTwitter、Facebook、Instagram、YouTube、LINEなど、各SNSやブログ、食べログやHotpepper Beauty、エキテン、Eparkなどの口コミサイト、その他情報発信しているメディアとの中継地点であるべきです。
悪評をいっぱい書かれたような口コミサイトは中継しないでいいと思いますが(笑)
例えばTwitterであなたのお店や会社に興味を持った方は、あなたのTwitterの投稿だけでなく、Twitterのプロフィールにリンクされたホームページを見に来られるでしょう。
そこでTwitterの投稿だけではわからなかった情報を知り、さらに興味を持たれるでしょう。
口コミサイトにもつなげよう
さらに興味を持たれたら、口コミサイトなどであなたのお店や会社の客観的評価を知りたくなるでしょう。
もちろん口コミは恣意的なものもあったりするので必ずしも参考になるわけではないですが、ある程度参考にしたい人は多いので、つなげてあげる方が親切かと思います。
ホームページにSNSのリンクまたは投稿タイムラインを表示させる
ホームページにSNSのリンクを貼る
ホームページにSNSのリンクを貼るのは簡単ですよね。
テキストリンクでもいいですが、各SNSのロゴ画像にリンクをつけるのもわかりやすくていいと思います。
各SNSロゴのダウンロード先はこちらのferretの記事にまとめられています。
ホームページにSNSの投稿タイムラインを埋め込む
ホームページにSNSや口コミサイトのリンクを貼るだけでもいいのですが、SNSの投稿をホームページでも表示できたら、ホームページ内のコンテンツではないものの、SNSをホームページのコンテンツのように扱えますよね。
ホームページは更新していないけど、SNSの投稿をホームページに埋め込むことで、ホームページが更新されているように見せかけれます。
Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeの投稿タイムライン埋め込み方法
Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeはホームページに埋め込みが可能です。
htmlをいじれる方なら、ご自身で設置が可能です。
埋め込みは以下のリンクで作成できます。
Twitterの埋め込み
Twitter公式サイトのツールを使って埋め込み可能です。
https://publish.twitter.com/#
Facebookの埋め込み
Facebook公式サイトのツールを使って埋め込み可能です。
https://developers.facebook.com/docs/plugins/page-plugin?locale=ja_JP
Instagramの埋め込み
Instagramは公式の埋め込みでは複数投稿表示ができず1投稿のみの表示になるので、外部のツールを使います。
InstaWindowが簡単だったので、こちらをおすすめします。
https://insta-window-tool.web.app/
※2021年6月27日追記
InstaWindowは2021年4月28日以降、サービスが利用できなくなっているようです。
↓
そこで代替としてlightwidgetをおすすめします。
無料でも使えますが、httpsから始まるホームページは10ドル一回払いの有料です。
手軽さを考えると10ドル一回払いは全然価値あります。僕も使っています。
英語サイトな上に支払いがPayPalかPayUのみで、どちらもアカウント登録が必要なので敬遠してしまう人も多いかもしれませんが、使い方自体は非常に簡単です。
WordPressをお使いの場合は、Smash Balloon Social Photo Feedというプラグインが無料で簡単にタイムラインの埋め込みができます。
Youtubeの埋め込み
YouTubeは公式サイトで埋め込み方法が説明されていますので、ご覧ください。
https://support.google.com/youtube/answer/171780?hl=ja
どんな風に投稿タイムラインの埋め込みが表示されるのか
Twitterの公式の埋め込み、Lightwidgetを使った埋め込みをナカムライクウェブの飲食店用デモサイトでご覧いただけます。
https://nakamulikeweb.com/demo/restaurant1/
いかがでしょう、まるでホームページが更新されているかのようにTwitterとInstagramの投稿が表示されていると思いませんか?
埋め込み方法がわからない
htmlはわからない、埋め込みがうまくいかない方いらっしゃいましたら、有償ですが、お手伝いいたします。
1、2時間かけてもわからない場合は、依頼していただく方が安くつきますよ。
Jimdo、WixではFacebookの投稿タイムライン表示が簡単
ちなみにウェブサイトビルダーのJimdoとWixでは、Facebookの投稿タイムライン表示が簡単にできます。
Jimdoクリエイターの場合
クリエイター管理画面でコンテンツを追加 ⇒ その他のコンテンツ&アドオン ⇒ Facebook ⇒ Facebookページのタブ ⇒ ストリームにチェックを入れる
という手順です。
Jimdo AIビルダーでは、投稿タイムラインの表示はできません。
Wixの場合
管理画面で追加(+のボタン) ⇒ ソーシャル ⇒ Facebook ⇒ 投稿表示画像をクリック
という手順です。
どちらもとても簡単に埋め込みできますね。
(2020.5.28追記)
ちなみに、WixではオプションのWixアプリを使えば簡単にInstagramのタイムライン埋め込みもできるようです。
各SNSの特性に沿う
SNSはそれぞれ利用者層や使い方に特性がある
それぞれSNSには利用者層や使い方に特性があって、例えば3大SNSには
- Facebook|中高年の利用者が多い、リアルの仲間とのつながりが多い
- Twitter|140文字の文字制限がある(無料アカウントの場合)、タイムリーな話題が多い
- Instagram|画像のSNSなので画像の見栄えが大事、女性の利用者が多い
というような特性がありますよね。
できればSNS毎に投稿を調整
忙しいけど複数SNSを利用していて全部に投稿したい方は同時投稿がベターかもしれません。
InstagramにはFacebook、Twitterにも投稿を連携する機能があり、そういった投稿を見かけることも多くなってきました。
同時投稿ツールのHootsuiteやBufferなどのサービスを使うという手もありますね。
ですが、少しでも余裕があればそれぞれのSNSの特性を考慮して内容を微妙に変化させる、投稿内容自体をSNSで変えるなどする方が、より響くのではないかと思います。
それぞれのお店や会社に合ったウェブ活用を
とは言え複数のSNSをやったからと言ってお客さんが急に増えるわけでもありませんし、各SNSと親和性のある業種、親和性のない業種があります。
忙しい中、SNSも投稿して、ホームページも更新してと、小さなお店や会社が一人の担当者、もしくはごく少数の担当者でそれを続けていくのはなかなか大変です。
何かしらメリットがあるなら続けるべきですが、そうでないならやめる判断も大事かと思います。
集客のために何に注力すべきか、よくお考えになって、ご商売に適した方法を見出してみてください。
SNSはあくまで集客の手段の1つです。