お金もかけず、かつ空いた時間を使い、LINE公式アカウントの友だちを増やせたらいいですよね。
しかもお店の利用者側が喜んで友だちになりたがるようなメリットが提供できるなら一石三鳥。
そんなアイデアのご紹介です。

とあるコインランドリーで見つけた貼り紙

先日、近所のコインランドリーを利用しました。

ちょうどマシンが終了する時間にいったのにまだ終了まで5分くらい時間があったので店内の掲示を色々見ていると、「洗濯乾燥機を100円で使える日時を発信させていただきます。」という文言にQRコードが添えられた貼り紙を発見しました。

お店に貼ってあったLINE公式アカウントの友だち追加のQRコード
お店に貼ってあったLINE公式アカウントの友だち追加のQRコード

洗濯乾燥で1,000円かかりますから、1回100円で使えるならとてもお得。
早速QRコードをスマホで読み込んでみたところ、LINE公式アカウントの友だち追加の表示が。

なるほど、そういう目的か!
これはいいアイデアだなと思いました。

内容を詳しく書かないのも賢いアイデアなんですよ。
思わずQRコードを読み込んで知りたくなるので。

LINEに友だち追加したくなるような割引のお得感が魅力的

色んなお店がLINE公式アカウントの友だち追加キャンペーンをやっていますが、正直なところ、僕にとって魅力的な特典はめったにありません。
LINEの通知がいっぱい来るのも嫌なので、企業のLINE公式アカウントのフォローは最低限にしています。

でも今回はすぐに友だち追加しようという気持ちになりました。
割引のお得感が大きかったので魅力的でした。

ただ、友だち追加してよくよく割引内容を見ていると、1回100円でできるとはいえ、それがいつなのかは当日にならないとわからないんです。
当日急に告知あってコインランドリー使える人って、洗濯機がないか、なにか業務用で使ってるような人ですよね。。
あと、系列チェーン店の告知も来るので、近所じゃないお店で100円で使えても行かないし、その通知要らないんですよね。。

だからたぶんそのうち使うタイミングないなあとなってブロックしちゃうかもしれないんですが、このアイデアって、他のお店でも似たような形で使えると思ったんです。

お店の空いた時間を活用

コインランドリーの内情は知りませんので当てずっぽうな推測ではありますが、おそらく全然利用がなくてマシンが空きまくってるなーという日にLINEでメッセージを送ってると思うんですよね。
だから店側にはそんなにロスはないのかなと。

お客さんが来ないからってただただぼーっとしてたり無駄に場所が空いてるなら、少しでも何かした方がいいですよね。
しかもお金のかからない方法ならよりベター。
それでお客さんにも喜んでもらえて、LINE公式アカウントの友だちも増えれば、一石三鳥なわけで。

この手法が使えそうなお店やサービス例

この手法、例えばこんなお店やサービスで使えると思うんです。

  • マッサージ店で30分3000円のところ本日100円
  • 喫茶店でコーヒー一杯500円のところ本日100円
  • ネットカフェ・漫画喫茶で1時間600円のところ本日100円
  • カラオケボックスで1時間600円のところ本日100円
  • レンタルスペースで1時間1000円のところ本日100円
  • 音楽スタジオで1時間2500円のところ本日1000円
  • オンライン英会話レッスン1時間2500円のところ本日1000円
  • ネイルサロンで1回5,000円のところ本日1500円

場所があったりスタッフがいて、お客さんが来てないとただ無駄になるようなお店やサービスに合いますね。

そして前々から告知するのではなく当日告知するのがポイント。
前々から告知していたら、それはよくあるキャンペーンですからね。

割引の利用だけでなく、延長してくれたり追加で頼んでくれたりすれば売上も増えます。
常連さんだったら、それだけじゃ悪いって思ったりしますしね。
追加で買えるサービスや商品の方が親和性が高そうです。

ただ、追加で買えても、例えばパン屋のようなしょっちゅう買いに行くお店だとこのサービスは合わないかと思います。
「売れ残りパンを本日100円」とかにしちゃうと気軽に買いに行っちゃいますし、そればっかり狙う人が出てきたりするでしょうから。

お店・サービス側とお客様双方にメリットがある

友だち獲得のために販促費を計上することなく、しかもお客さんが少ない空き時間を活用し、LINE公式アカウントで友だち登録してくれたコアなお客さんにのみお得感のあるサービスをご案内できる。

お店・サービス側とお客様双方にメリットがあり、これはすばらしいアイデアだなあと思いました。

皆さんもご自身のご商売で活用できそうなら取り入れてみてはいかがでしょうか。